作業環境
- 設定対象機器:WS-C2960S-48TS-L
- 対象IF:Active Gi1/0/47(UTP)、Backup Gi1/0/48(UTP)
- 対向機器:WS-C2960X-24TS-L
作業概要
L2スイッチ間で冗長構成を使用した通信を利用したいのですが、対向ノードがBPDUを転送しない機器だったりSTPを設定していないと対象SWのみでIFの制御をしないといけません。(構成を変えるとループしてしまう恐れあり)
そのため、スイッチ単体でIFの制御を行うFlex Linkの設定をしていきます。
作業手順
アクティブリンク(Gi1/0/48)にFlex Linkの設定を入れます。
- conf t
- int gi1/0/48
- switchport backup interface Gi1/0/49
- end
確認コマンドで状態を正常性を見ます。
- sh interfaces switchport backup
C2960S#sh interfaces switchport backup Load for five secs: 24%/0%; one minute: 26%; five minutes: 25% Time source is NTP, 13:16:44.798 JST Tue Oct 24 2023 Switch Backup Interface Pairs: Active Interface Backup Interface State ------------------------------------------------------------------------ GigabitEthernet1/0/48 GigabitEthernet1/0/49 Active Up/Backup Standby
StateがActive Up/Backup Standbyになっていれば設定完了です。
この状態では、Gi1/0/48で基本通信を行い、Gi1/0/49はバックアップリンクになり、通信は流れません。
もしGi1/0/48(アクティブリンク)で通信障害が起こった場合、
Gi1/0/49(バックアップリンク)へ自動的に通信が寄ります。
また手動で通信をStandbyに向けたい場合はアクティブリンクを閉塞するだけで問題ありません。
- conf t
- int gi1/0/48
- shutdown
- end
Gi1/0/49(バックアップリンク)に通信が寄った状態で、再びGi1/0/48(アクティブリンク)が復旧した場合、下記設定をGi1/0/48(通常ActiveのIF)に入れることで元のアクティブリンクに通信が寄ります。
・switchport backup interface Gi1/0/49 preemption mode forced
注意点
Flex Linkを使用するにあたっての注意点があります。(かなり限定的ですが。。)
それは、STPのモードが対向と不一致な状態であるとき、Flex Linkの設定を削除するとバックアップIFで30sec未満の通信断が発生します。(検証済み)
STPをrapid-pvstへ対向機器も含めて設定していると通信影響を抑えられます。


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